新宿区へのポスティング・チラシ配布戦略のポイント

このページでは、東京都新宿区でポスティング（チラシ配布、チラシ投函）を成功させるためのポイントを解説しています。

弊社（株式会社こころざし）は、ポスティング事業者として10年以上の実績があり、選挙関連の印刷物、水道新聞や防災マップなど公共の配布物のポスティングも委託されています。

依頼された広告物を責任をもって配布すると認められた事業者であり、なおかつ低コストでのポスティングを実現しています。

都内での最安値水準である1.8円～/枚からポスティングを承ることが可能です（費用は条件によって異なりますので詳細はお見積りください）。

新宿区のオフィス、住宅へのポスティングを検討されている方はぜひご相談ください。

新宿区の特徴

（記載している統計情報は2019年時点のものを掲載しています）

新宿区は東京23区のほぼ中央にあります。真ん中にあることから隣接している区も千代田区、港区、文京区、豊島区、中野区、渋谷区と多いです。

新宿といえば、新宿西口の超高層ビル群、歌舞伎町の歓楽街をイメージする人が多いと思います。

日本最多の乗降者数の新宿駅をはじめ、高田馬場駅、四ツ谷駅、市ヶ谷駅、飯田橋駅など人が居住する区というよりは通勤や通学で多くの人が集まってくる区だといえるでしょう。

とはいえ、居住人口は35万人近くで、区内の住宅総数は直近の20年間で約60％以上も増加しています。広大なスペースが余っているわけではないので、増加した住宅は共同住宅が圧倒的に多く、共同住宅の割合は86％以上となり区民の多くが共同住宅で暮らしています。

なかでも最近はマションの中高層化が進み、6階以上の共同住宅の戸数が増加しています。いっぽう低層の共同住宅は減少傾向にあります。

古くからある住宅の老朽化も進んでおり、意外にも空き家も徐々に増加しています。同時に小さな規模での住宅地開発が着々と進んでいます。

世帯、人口の面での大きな特徴はいくつかあり、まず第一に持ち家比率が23区内で最も少なく、約31％です。

また、外国人の人口は区内で最も多く、外国人のみの世帯数も31,000ほどと、群を抜いて多いです。国籍としては中国、韓国、ネパール、ベトナム、ミャンマーの方などアジア系の人が多いのが特徴です。

高齢者の比率も少ないですし、緑や公園も少なく、ファミリー世帯が多く暮らす区ではありません。若い世代の単身層、あるいは夫婦の世帯などが多い区であるといえます。

さて、新宿区は行政的に10の地域に分類されています。このページでは新宿区を北部、西部、南部、東部と大きく分類したうえで、それぞれのポスティング戦略を解説していきます。

１．新宿区　北部

北部＝落合第一、落合第二、戸塚地域です。

落合第一地域

約21,000世帯。

上落合、下落合、中落合、中井、高田馬場周辺です。

西武新宿線の発展により沿線の宅地化、開発が進み、おとめ山公園を中心に緑が多く、落ち着いた住宅街が広がります。

台地には戸建てを中心とする住宅が多く、低地には木造住宅が密集しているエリアがあります。

落合第二地域

約18,000世帯

上落合、西落合、中落合、中井周辺です。

中落合は面積の広い戸建て住宅が多いエリアです。大正時代から昭和初期にかけて住宅地が整備されました。

その後、台地から中井に至る緩やかな斜面地に住宅地が形成され、多くの文化人・著名人が住居を構え、閑静な住宅街に発展したという歴史があります。

西落合には、古くから続く工場もあります。

戸塚地域

約26,000世帯

戸塚町、戸山、下落合、西早稲田、高田馬場、百人町周辺です。

高田馬場駅を中心とした地域です。早稲田通りには東西に長い商店街、周辺には住宅地が広がります。

大学などの教育施設、文化施設が多く、早稲田通りや駅前通り周辺には学生など若者が多いエリアだといえます。いっぽうで戸塚地域には福祉関連施設も多く高齢者からの支持が厚い街です。

新宿区北部（落合第一、第二、戸塚地域）ポスティング戦略

落合は新宿区のなかでも、人口が密集しているエリアです。集合住宅中心ですが戸建て住宅の比率も高いので、住宅関連サービス（リフォーム、設備、内装・外装、地震対策など）に関して一定のニーズがあります。

地域密着型で長く居住している人々も多いので、地域情報誌や地域のニュースをまとめたフリーペーパーなどもよく読まれる傾向にあります。

西早稲田、高田馬場周辺は圧倒的に集合住宅が多く、一人暮らしの若者や高齢者のご夫婦などの比率が高いです。

学生向けの住宅には、求人、求職系の反応がよいでしょう。高齢者向けには各種介護施設のイベント案内、デイケア、デイサービスなど暮らしをサポートする情報のニーズが高いです。

北部は新宿区の中でも居住に向いた地域であり、ポスティングの効率もよいです。

２．新宿区　西部

西部＝柏木地域、大久保地域です。

柏木地域

約22,000世帯。

西新宿、北新宿周辺です。

人口の2割が外国人という他に類をみない特徴を持ちます。

小滝橋通り、青梅街道沿いには大型のビルが多く、J中央卸売市場淀橋分場など商業的な施設が多いです。JR中央線北側では区画整理が行われた住宅地がありますが、南側は狭い道に住宅が密集するエリアとなっています。

緑、公園の比率が少なく雑多で人の熱気を感じる街だといえます。

大久保地域

約31,000世帯。

新宿、歌舞伎町、大久保、戸山、百人町、西新宿、余丁町周辺です。

戦後にコンクリート造住宅団地「戸山アパート」が作られ、鉄道の東側には、大学などの公共的な施設の建設が進みました。

地域の東西に走る大久保通り、大久保駅周辺には多くの飲食店が軒を連ねて繁華街を形成し、周辺には人口密度の高い住宅地が広がります。

韓国系の店舗が中心ですが、近年では中国、ミヤンマー、ベトナム、タイ系のお店も多く、とても特徴のある地域となっています。

新宿区西部（柏木、大久保地域）ポスティング戦略

戸建ては少なく、中小規模の集合住宅が多いエリアです。外国人が2割を超えるという特徴があるのでターゲットを絞るのは難しいですが、平たんな土地でポスティングの効率は高いです。

飲食店のサービス券がついた広告物や、新装開店店舗などの情報は注目を集めやすいです。また、国籍を絞り、外国語で書かれた投函物も当該国籍の人にはよく読まれるでしょう。

また、店舗が多いので、店舗用の什器や会計関連、インフラなどの設備関連の広告もニーズがあります。

細かくエリアを絞り、属性を分類してポスティングすることがポイントになります。

３．新宿区　南部

南部＝新宿駅周辺地域、四谷地域です。

新宿駅周辺地域

約12,000世帯。

新宿、歌舞伎町、西新宿一周辺です。

西新宿1～2丁目にはほぼ住宅はなく、巨大なオフィスビル、商業施設群が立ち並びます。いっぽうで高層マンションの建設が進む西新宿3～8丁目は人口が増えてきました

とはいえ区内で最も夜間人口の少ない地域で「人が働くために集まってくる街」といえるでしょう。

四谷地域

約25,000世帯。

四谷、四谷本塩町、三栄町、四谷坂町、若葉、須賀町、左門町、信濃町、南元町、荒木町、舟町、愛住町、大京町、霞ヶ丘町、内藤町、片町、住吉町周辺です。

外苑西通りを挟み、西は大規模の店舗やオフィスが並び、東は幹線道路を一歩入れば閑静な住宅地が広がります。全体でみれば住居系と商業系の構成比率は同じくらいです。

江戸時代に宿場町として栄えた歴史があり若葉や須賀町、荒木町などでは、かつての面影を残す街並みになります。

新宿1、2、5丁目は、中高層階住居専用地区であり高層マンションが多く建設されています。

歴史と近代化。古い住宅と高層マンションというコントラストを強く感じる地域です。

新宿区南部（新宿駅周辺、四谷地域）ポスティング戦略

新宿駅周辺の高層マンションに住む人の所得は高く、年齢も働き盛りの世代が多いです。マンションに向けてはフードデリバリー、ダイエット、トレーニングジムなど余暇を充実させるサービスのニーズが高いです。

なんといってもオフィスが多いのでOA機器、中古のオフィス機器、オフィスの引っ越し、シェアオフィスや会議室、ケータリングサービスなどオフィス向けのサービスのチラシ・広告はよく読まれる傾向にあります。

四谷駅周辺もオフィスや商業地なので新宿駅周辺と似た戦略でポスティングするのが効果的です。

若葉、左門、須賀、信濃、愛住など小さな街区が並ぶエリアには古くからある戸建て住宅もあります。ただ、住宅数自体が少ないのでさほど戦略性を重視する必要はないと思われます。

４．新宿区　東部

東部＝榎（えのき）地域、若松地域、箪笥（たんす）地域です。

榎地域

約21,000世帯。

市谷薬王寺町、市谷柳町、市谷仲之町、赤城下町、天神町、榎町、東榎町、早稲田町、早稲田南町、馬場下町、原町、河田町、若松町、喜久井町、築地町、弁天町、中里町、山吹町、改代町、水道町、早稲田鶴巻町、西早稲田、西五軒町周辺です。

単身世帯比率が65％と、とても単身世帯が多い地域です。

昔を偲ばせる地名、町名、寺社、坂道をはじめ、歴史を感じる地域であり、実際に夏目漱石や田山花袋等の文学者もこの地域に住んでいました。

市谷仲之町周辺や、区画整理が行われた早稲田鶴巻町などには閑静な住宅地が広がります。

総じて緑が少なく、建物の密集度も高いのでファミリー層にはあまり人気がありません。若い世代の単身世帯が中心で、学生向けの商店、小さな集合住宅がほとんどです。

若松地域

約19,000世帯。

住吉町、市谷台町、富久町、河田町、若松町、戸山、余丁町、西早稲田周辺です。

国立国際医療センター、東京女子医科大学病院、早稲田大学、学習院女子大学、総務省統計局、など病院、学校、政府の施設など公共的な物件が多い地域です。

戸山公園など区内では緑の多い地域で、ファミリー層にも人気のある地域です。

箪笥地域

約22,000世帯。

市谷田町、市谷本村町、市谷砂土原町、市谷左内町、市谷加賀町、市谷甲良町、神楽坂、細工町、二十騎町、揚場町、津久戸町などの周辺です。

飯田橋駅周辺や外掘通り沿いにオフィスや飲食店などが並んでいます。近年は大型マンションの建設が進み、居住人口も増えている地域です。

北町、中町、南町、払方町、市谷砂土原町など昔ながらの街並みは落ち着いた住宅地として人気があります。神楽坂周辺では江戸時代の雰囲気を感じる風情のある街並みで飲食店と住宅の共存がなされています。

新宿区東部（榎、若松、箪笥地域）ポスティング戦略

榎地域は単身世帯の集合住宅が中心です。寿司、軽食などのフードデリバリーのニーズが高いです。

若松地域はファミリー世帯もあります。築年数が新しい戸建て、マンションには子供向けの英語学習サービスや学習塾などの広告物もよく読まれます。

箪笥地域の神楽坂周辺は坂が多く、小規模な戸建てが並ぶところもあります。防犯、資産運用、水道設備、リフォーム、建て替えなどの住居関連の情報のニーズが高いです。

新宿区の世帯数と戸建て・集合住宅の数　※変動がありますので詳細はお問合せください

新宿区にある街の名前と読み方

あ行

愛住町(あいずみちょう)、赤城下町(あかぎしたまち)、赤城元町(あかぎもとまち)、揚場町(あげばちょう)、荒木町(あらきちょう)、市谷加賀町(いちがやかがちょう)、市谷甲良町(いちがやこうらちょう)、市谷砂土原町(いちがやさどはらちょう)、市谷左内町(いちがやさないちょう)、市谷鷹匠町(いちがやたかじょうまち)、市谷田町(いちがやたまち)、市谷台町(いちがやだいまち)、市谷長延寺町(いちがやちょうえんじまち)、市谷仲之町(いちがやなかのちょう)、市谷八幡町(いちがやはちまんちょう)、市谷船河原町(いちがやふながわらまち)、市谷本村町(いちがやほんむらちょう)、市谷薬王寺町(いちがややくおうじまち)、市谷柳町(いちがややなぎちょう)、市谷山伏町(いちがややまぶしちょう)、岩戸町(いわとちょう)、榎町(えのきちょう)、大久保(おおくぼ)

か行

改代町(かいたいちょう)、神楽河岸(かぐらがし)、神楽坂(かぐらざか)、霞ケ丘町(かすみがおかまち)、片町(かたまち)、歌舞伎町(かぶきちょう)、上落合(かみおちあい)、河田町(かわだちょう)、喜久井町(きくいちょう)、北新宿(きたしんじゅく)、北町(きたまち)北山伏町(きたやまぶしちょう)

さ行

細工町(さいくまち)、左門町(さもんちょう)、信濃町(しなのまち)、下落合(しもおちあい)、下宮比町(しもみやびちょう)、白銀町(しろがねちょう)、新小川町(しんおがわまち)、新宿(しんじゅく)、水道町(すいどうちょう)、須賀町(すがちょう)、住吉町(すみよしちょう)

た行

大京町(だいきょうちょう)、高田馬場(たかだのばば)、箪笥町(たんすまち)、築地町(つきじまち)、津久戸町(つくどちょう)、筑土八幡町(つくどはちまんちょう)、天神町(てんじんちょう)、戸塚町(とつかまち)、富久町(とみひさちょう)、戸山(とやま)

な行

内藤町(ないとうまち)、中井(なかい)、中落合(なかおちあい)、中里町(なかざとちょう)、中町(なかちょう)、納戸町(なんどまち)、西落合(にしおちあい)、西五軒町(にしごけんちょう)、西新宿(にししんじゅく)、二十騎町(にじゅつきまち)、西早稲田(にしわせだ)

は行

馬場下町(ばばしたちょう)、払方町(はらいかたまち)、原町(はらまち)、東榎町(ひがしえのきちょう)、東五軒町(ひがしごけんちょう)、百人町(ひゃくにんちょう)、袋町(ふくろまち)、舟町(ふなまち)、弁天町(べんてんちょう)

ま行

南榎町(みなみえのきちょう)、南町(みなみちょう)、南元町(みなみもとまち)、南山伏町(みなみやまぶしちょう)

や行

山吹町(やまぶきちょう)、矢来町(やらいちょう)、横寺町(よこてらまち)、余丁町(よちょうまち)、四谷(よつや)、四谷坂町(よつやさかまち)、四谷三栄町(よつやさんえいちょう)、四谷本塩町(よつやほんしおちょう)

わ行

若葉(わかば)、若松町(わかまつちょう)、若宮町(わかみやちょう)、早稲田鶴巻町(わせだつるまきちょう)、早稲田南町(わせだみなみちょう)、早稲田町(わせだまち)