墨田区へのポスティング・チラシ配布戦略のポイント

東京都墨田区でポスティングを検討されている方へ、ポスティングを成功させる（費用に対して効果をプラスにする）ためのポイントについて解説します。

弊社（株式会社こころざし）は、ポスティング事業者（チラシなどの広告物の投函を代行する会社）として10年以上の実績があり、選挙関連の印刷物の配布を議員から依頼されたり、水道新聞や防災マップなど公共の配布物のポスティングも委託されたりしています。

顧客からの信頼度も高く約70％がリピートのお客様です。丁寧に配布することはもちろん、低コストでのポスティングを実現しています。

都内での最安値水準である1.8円～/枚からポスティングを承ることが可能です（費用は条件によって異なりますので詳細はお見積りください）。

墨田区のオフィス、住宅へのポスティングを検討されている方はぜひご相談ください。

墨田区の特徴

（記載している統計情報は2019年時点のものを掲載しています）

墨田区は東西に約5km、南北に約6kmと23区内では比較的面積の小さな区です。足立区、江東区、江戸川区、葛飾区、台東区、荒川区に接しています。

土地は平坦で暮らしやすく、古くから交通の要であった墨田川が流れ、人が多く住む街でした。

歴史ある商店街がいくつも残っており、東京でも特に地域密着性があり、下町情緒を感じる区です。向島界隈は江戸時代から料亭街として栄え、芸妓さんを抱える料亭、老舗の和菓子さんが並びます。

JRの両国駅にある両国国技館や、2012年に開業した東京スカイツリーなど観光の名所も多く、近年では外国人観光客も増えています。

また、錦糸町や押上、曳舟周辺では大型の開発が次々い行われており、大規模なマンションやオフィスビルも増加しています。

世帯の特徴としては、昼間人口が少なく（夜間人口が多い）「働きに来る街ではなく、人が暮らす街」だといえます。東京23区内では22位の昼間人口です。

また、高齢者比率が23区内では6位で約23％と高く、高齢化が今後も進んでいくことが予想されます。

向島、墨田には集合住宅よりも一戸建てが多い場所もあり、持ち家比率も高いです。

世帯年収は23区内でも中間程度で、プレジデント社調べの高所得小学校区は「菊川小学校の825万円」「両国小学校の822万円」などです。

総合すると

・築年数が古く、高齢者が暮らす一戸建てが多い。
・再開発地区には大型のファミリー世帯マンションもある

ということが言えます。

さて、墨田区は小さな区ではありますが、街ごとに特色があります。ここでは北部、南部に分けてそれぞれのポスティング戦略を解説していきたいと思います。

墨田区地域（区役所HPより）

１．墨田区北部エリア

墨田・堤通地域、立花・文花地域、東墨田地域、京島・東向島地域、押上・向島地域です。

押上　東京スカイツリー

鐘ヶ淵は墨田区の最北になり、カネボウの創業地として有名です。歴史のある町工場と木造のアパートが立ち並び、昭和の雰囲気を色濃く残します。

東武伊勢崎線の東向島駅周辺も町工場の多い下町です。特に墨田川のまわりに大小の工場た立ち並びます。幹線道路沿いには大きなマンションや白髭団地などもありますが、築年数の高い木造住宅が多いです。

東武伊勢崎線と東武亀戸線の曳舟駅は大規模な再開発が進みました。駅もモダンな建造物になっています。生活の要であるイトーヨーカドーを中心に大型の団地、大規模マンションが建設され、ファミリー世帯が多いエリアです。

ただ、一本裏に入ると車一台分ほどの小さな路地に戸建て住宅が密集している場所もあります。

押上駅は半蔵門線など4路線が乗り入れている墨田区の交通の要です。スカイツリーができてからは「とうきょうスカイツリー駅」という名称もついています。

2012年のスカイツリー開業と並行して、周辺地域も大開発が行われました。墨田区の中では最も下町感のないエリアです。幹線道路である浅草通りは広い一本道で脇には大型のマンションが並び、ファミリー世帯が多く居住します。

墨田区北部エリアへのポスティング戦略

墨田区北部の中でも北にある墨田1～5丁目は集合住宅よりも戸建てが多く、築年数の古い住居に長く住んでいる人が多いです。周辺の八広、東墨田、立花なども戸建てが多いです。

地域密着の傾向が強いので、地域情報誌や地域のニュースをまとめたフリーペーパーなどがよく読まれます。また住宅のリフォーム、建て替え、内装や防犯などの設備関連のサービスもニーズが高いです。

高齢者が多いことも特徴なのでデイケア、デイサービス、地域の集まりやイベンドなどの情報を提供すると喜ばれるでしょう。

いっぽうで、向島、京島、押上など墨田区の中心地域になると、開発が進み、きれいに舗装された道路、大型マンションが多くなってきます。

持ち家比率が高いことから、分譲マンションに居住するファミリー世帯が多く居住するエリアになります。

幼児向けの食育やイベント、学童向けの学習塾や英語スクールや習い事も好反応が期待できます。周辺の飲食店の新装開店の情報なども読まれやすいです。

なお、周辺にはオフィスも多いので、オフィスで使われるPCソフトやアプリ、OA機器やオフィスの引っ越し、シェアオフィスに会議室、ケータリングサービスなどのポスティングも反応を得やすいサービスになります。

２．墨田区南部エリア

両国地域、業平・吾妻橋地域、錦糸地域、菊川・立川地域です。

両国駅周辺

墨田区の顔ともいえる両国にはJRと都営大江戸線があります。アクセスがよく、整備された区画が多いので家賃も地価も高いです。

墨田川沿いには大型のマンションやオフィスビルが並んでいますが、「横綱横丁」など風情のある商店街もあり昼夜多くの人でにぎわうエリアです。

錦糸町駅周辺は繁華街の色が強く、夜は眠らない街といえます。

住環境は、開発されていない場所（古い工場や木造家屋）と近年開発されたマンション群のコントラストが強いです。公園も多く、飲食店もたくさんあるので暮らしやすい街ではありますが、やや治安がよくないのでファミリー世帯は少なめです。

南下した菊川周辺は完全に下町で倉庫や工場、中規模のオフィスビルや雑居ビルが多いです。廃業した工場跡には新しいマンションが建つことが多く、最近ではファミリー世帯も増えています。

菊川小学校は平均所得の高い学区で、付近には新しい住宅もあります。

墨田区南部エリアへのポスティング戦略

両国・横綱町は集合住宅が多いです。居住している世帯は幅広く、高齢者の一人世帯からファミリー世帯、一人暮らしの若者と特徴的なサービスというよりも一般的なフードデリバリーなどの反応が高いエリアです。

錦糸町周辺はオフィスビルが多く、法人向けのポスティングが効率的です。ネット回線やケータリング、貸し会議室などのサービスの反応がよいです。付近のマンションには若い世代も多いので求人関連の広告も反応がよいはずです。

菊川周辺の大型マンションにはファミリー世帯が多いので、学習塾、予備校など未成年向けの教育事業はニーズが高いです。

墨田区の世帯数と戸建て・集合住宅の数　※変動がありますので詳細はお問合せください

墨田区にある街の名前と読み方

あ行

吾妻橋(あづまばし)、石原(いしわら)、押上(おしあげ)

か行

亀沢(かめざわ)、菊川(きくかわ)、京島(きょうじま)、錦糸(きんし)、江東橋(こうとうばし)

さ行

墨田(すみだ)

た行

太平(たいへい)、立花(たちばな)、立川(たてかわ)、千歳(ちとせ)、堤通(つつみどおり)

な行

業平(なりひら)

は行

東駒形(ひがしこまがた)、東墨田(ひがしすみだ)、東向島(ひがしむこうじま)、文花(ぶんか)、本所(ほんじょ)

ま行

緑(みどり)、向島(むこうじま)

や行

八広(やひろ)、横網(よこあみ)、横川(よこかわ)

ら行

両国(りょうごく)