港区へのポスティング・チラシ配布戦略のポイント

港区へのポスティング（チラシ配布・投函）を検討されている方へ、効率的で反応率の高いポスティングを実施するためのノウハウを解説しています。

弊社は10年以上の実績があるポスティング事業者であり、信頼性の証ともいえる行政関連の配布物や、選挙活動の広報誌の配布なども行っております。

なおかつ東京都で最安値水準の「1.8円～/1枚」での配布も可能です（料金設定は条件により異なります）。

「まだ広告物もない」というはじめての方には「チラシのデザイン＋印刷→ポスティングの実施」までワンストップでサポートさせていただきます。

港区でのポスティングを検討されている場合はぜひ弊社にご相談ください。

港区の特徴

（記載している統計情報は2019年時点のものを掲載しています）

都心といえば、千代田区、中央区、そして港区の3区を指します。リニア中央新幹線のターミナル駅やJRの新駅である高輪ゲートウェイがつくられるなど、東京の交通・行政・ビジネスの中心的な区だといえます。

港区は23区の中で最も事業所の数が多く、従業員数の数はもちろん30階以上のビジネスビルの数も区内最多です。

人口が25万人ほどであるのに対し、他市区からの通勤者はおよそ70万人にのぼります。まさに「人が働く街」であり「日本のビジネスの中枢機能を持つ街」といえます。

土地は、北西部にある高台と、南東の東京湾付近の低地・埋立地で形成されています。平坦なイメージが強いですが、起伏がはげしく、坂が多いのが特徴です。名前がついている坂だけでも90以上あり「潮見坂」「富士見坂」「薬研坂」「雁木坂」などが有名です。

次に住宅環境の特徴ですが、まず第一に「居住者の約90％がマンションなどの集合住宅に住んでいる」という点です。

全国の市町村をみても、ここまで戸建てが少なく、マンション比率が高い場所は他にありません。

地価が高額であり、マンションでも1億円をこえる販売価格になることが多く、一戸建ての住宅を構えるのはわずかな超富裕層や、古くから土地を有する地主さんくらいです。

居住者の特徴としては、65歳以上の割合が23区のなかで22位と少なく、約17％です。また、女性の比率が1位です。「高齢者が少なく、女性に人気があり多く暮らす地区」であるといえるでしょう。

マンションが多い＝ここに高所得層の働き世代の家族が居住し、若い世代の家族の流入が多いという状況がみてとれます。

人口は微増を続けていますが、なかでも幼児の増加割合が高いのは、行政による出産費用の助成や、妊娠期間中や産後の期間のコミュティバスの料金が無料になるなど、若い世代を支援する政策が手厚いことが要因です。

また、どこに住んでも駅が近く、交通の便がよいですし、都心にしては公園が多く、緑の多いエリアです。飲食店には困らず、通勤に便利ということで港区は最近では住みたい街ランキングの上位に入るようになっています。

居住者の所得は国内トップであり、雑誌「プレジデント」によると、港区にある3つの小学校区の平均所得は以下のとおりです。

• 南山小学校　1409万円
• 本村小学校　1284万円
• 御成門小学校　1268万円

港区はビジネス・商業・交通の拠点であると同時に高級マンションに高所得者層の家族が暮らす街、といえるでしょう。

さて、港区は行政でも5つの地区（芝地区、麻布地区、赤坂地区、高輪地区、芝浦港南地区）に区分されています。

それに合わせてそれぞれのポスティング戦略を解説していきます。

１．港区　芝地区

芝、東新橋、新橋、西新橋、三田、浜松町、芝公園、虎ノ門などを含む地区です。

東京タワーと芝公園

世帯数は約26,000。人口は約41,000人です。東京タワーもこの地区にあります。

地区のほとんどが新橋などのビジネス街で商業用地です。都心でも最も住宅用地が少ないエリアだといえます。

新橋、虎ノ門には居住者はほとんどいませんが、オフィス街から少し離れると増上寺や東京タワー周辺の緑も多く、歴史・文化的な地区でもあります。

マンションが立ち並ぶのは、芝、三田のエリアです。一戸建ても多少はありますが高級マンションがほとんどです。

芝地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

一般向けのポスティングは、働き盛り世代やファミリー層向けが適しています。働き盛り世代には余暇を楽しむサービスやダイエット、トレーニングジムなど健康関連の商品にニーズが高いです。

児童や生徒向けには学習塾や予備校、英語スクールからピアノや楽器教室などもそれなりの反応が見込めます。

オフィス向けには、OA機器やオフィスの引越し、中古什器の買取りなど事業所ニーズに沿うものはもちろん、ケータリングサービスや貸会議室の案内など幅広いニーズあるので集中的なポスティング（枚数、頻度を多めにする）が効果的です。

２．港区　麻布地区

麻布狸穴町、麻布永坂町、南麻布、元麻布、西麻布、六本木、麻布台、麻布十番、東麻布などを含む地区です。

麻布周辺

世帯数は約37,000。人口は約61,000人です。

六本木という都内屈指の繁華街もありますが、麻布エリアは下町の雰囲気も残す細い道に住宅が密集している場所もあります。加えて新しく次々に開発される中～小規模なマンションが並んでいます。

国立新美術館のように新しい建物もあれば、善福寺のイチョウのように長い歴史を感じさせる国の天然記念物もあります。

麻布地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

坂道が多く、徒歩でのポスティングは効率が落ちますが、麻布エリアにはマンションが所せましと並んでいますので、短時間で多くの枚数を配布できます。

港区のなかでは戸建てが多いエリアです。防犯、水道設備、リフォーム、建て替えなどのサービスは高反応率が期待できます。

全体的に所得はかなり高いので資産運用や不動産系、不動産投資に関する情報などもよく読まれる傾向にあります。

大型のスーパーはほとんどないので自炊環境が悪いため、ピザ、寿司、お弁当などののフードデリバリーも高反応が期待でき、リピートを確保できれば大きな収益源になります。

３．港区　赤坂地区

元赤坂、赤坂、南青山、北青山を含む地区です。

赤坂TBS周辺

世帯数は約21,630。人口は約37,682人です。

大きなオフィスもありますが、青山を中心にヘアサロンやファッション系の店舗が多いのが特徴です。文化的な情報の発信地です。

赤坂は古くから迎賓館や割烹などが並び飲食店が多いエリアです。

赤坂氷川神社のお祭りは江戸時代から続き、秋には神宮外苑や青山霊園の並木が美しく紅葉するなど歴史や自然にも触れられることも特徴です。

赤坂地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

幹線道路に面していない坂の多い住宅地が多く、高齢者には住みにくいので若い世代が多いことが特徴です。

元赤坂はほぼ店舗しかありませんが、赤坂や青山にはマンションが多く、高所得層の世代が暮らしています。ファミリーというよりも子育てを終えつつある働き世代の夫婦などが主な層になります。

高齢の親御さんがいるという世代も多いので老人ホーム、各種介護施設などの広告は高反応が期待できます。

また、資産運用・活用などの金融系や不動産投資、などもニーズがあるといえます。

店舗が軒をつらねるエリアには施設に関する設備系（厨房や店舗商材）の広告はよく読まれる傾向があります。

４．港区　高輪地区

三田、高輪、白金、白金台を含む地区です。

白金一丁目付近

世帯数は約34,293。人口は約62,245人です。

港区の中では商業用地が少なく、住居用地が多いのが特徴です。自然教育園や庭園美術館といった緑豊かな場所が多いことで人気も高く、日本国内でも屈指のセレブタウンとして有名です。

白金は緑が多く、歴史の古い洋館もあるなど落ち着いた雰囲気であり高級住宅街に大きな戸建てやマンションが並びます。

高輪は赤穂浪士で有名な泉岳寺など名所や旧跡も多い地区です。戸建てもそれなりにありますが、高輪一丁目、二丁目はマンションに住む人口が3000人を超えるなど人口が密集していることが分かります

高輪地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

港区の中では高齢者人口が最も多い地区です。狭い道や坂道が多く、高齢者の移動が困難という背景があります。

そのため宅配系のお弁当、宅配スーパー、送迎付きのデイケアやデイサービスなどのサービスには高いニーズがあります。

とはいえ、「港区の中では高齢者が多い」というレベルであり、主な居住層は働き盛りの世代です。健康系の情報（ダイエット、トレーニングジム）や、体のメンテナンスを行う整体や整骨院、マッサージ系なども高反応が期待できます。

また家事手伝いや掃除代行、自炊のサブスクリプションなど、時間を有効に使うための代行サービスは人気が高いです。

ほとんどが居住エリアで高所得者層ということでポスティングの激戦区でもあります。安っぽいデザインや用紙だと手に取ってもらえない可能性があるので、ある程度コストをかけてデザインや仕様を検討することが重要になります。

５．港区　芝浦港南地区

芝浦、海岸、港南、台場を含む地区です。

お台場

世帯数は約29,121。人口は約56,908人です。

品川駅およびJRの新駅である高輪ゲートウェイ周辺は国際的な新拠点を目指して開発が続けられている屈指の交通・商業エリアです。住宅の整備（主に高層マンション）も進められています。

また台場などの埋め立て地には近年も高層マンションが次々と建設され、港区のなかでも人口の増加が著しい地区です。

芝浦港南地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

まず、芝浦、海岸、港南、台場いずれの町もほぼ戸建てがありません。100％マンションといってもよい特徴的なエリアです。

高齢者は少なく主にファミリー層や40～60台くらいの世代の人が多いです。

賃貸もありますが分譲マンションが多く、長く暮らすことを希望している傾向があり内装のリフォームなど住環境の整備のためのサービスが高ニーズです。地域の情報誌や家族で楽しめるイベントなども高い反応が期待できます。

また、内部方面へのアクセスがあまりよくないことから、必要以上に外に移動しない傾向があると予測されるため、同じ土地で仕事をしたいと願う人が多いと考えられます。そのため求人広告も一定の反応を見込みやすいです。

港区の世帯数と戸建て・集合住宅の数　※変動がありますので詳細はお問合せください

港区にある街の名前と読み方

あ行

赤坂(あかさか)、麻布十番(あざぶじゅうばん)、麻布台(あざぶだい)、麻布永坂町(あざぶながさかちょう)、麻布狸穴町(あざぶまみあなちょう)、愛宕(あたご)

か行

海岸(かいがん)、北青山(きたあおやま)、港南(こうなん)

さ行

芝(しば)、芝浦(しばうら)、芝公園(しばこうえん)、芝大門(しばだいもん)、白金(しろかね)、白金台(しろかねだい)、新橋(しんばし)

た行

台場(だいば)、高輪(たかなわ)、虎ノ門(とらのもん)

な行

西麻布(にしあざぶ)、西新橋(にししんばし)

は行

浜松町(はままつちょう)、東麻布(ひがしあざぶ)、東新橋(ひがししんばし)

ま行

三田(みた)、南青山(みなみあおやま)、南麻布(みなみあざぶ)、元赤坂(もとあかさか)、元麻布(もとあざぶ)

ら行

六本木(ろっぽんぎ)