中央区へのポスティング・チラシ配布戦略のポイント

このページでは、東京都中央区におけるポスティング（チラシ配布、チラシ投函）を成功させるためのポイントを解説しています。

弊社（株式会社こころざし）は、ポスティング事業者として10年以上の実績があり、水道新聞や防災マップなど公共の配布物のポスティングも委託されています。

依頼された広告物を責任をもって配布すると認められた事業者であり、なおかつ低コストでのポスティングを実現しています。

都内での最安値水準である1.8円～/枚からポスティングを承ることが可能です（費用は条件によって異なりますので詳細はお見積りください）。

中央区のオフィス、住宅へのポスティングを検討されている方はぜひご相談ください。

中央区の特徴

（記載している統計情報は2019年時点のものを掲載しています）

港区、千代田区とともに「都心3区」とされる中央区は、その名のとおり日本、東京の中心的な地域です。

東は隅田川を境にして墨田・江東区と接しています。西は千代田・港区に、北千代田・台東区に接しており、ほぼ東京の中心地にあります。

面積は台東区についで二番目に小さいですが、江戸時代から文化、商業、流通の拠点であり明治以降は金融業、証券業を中心に日本の近代化を支えてきました。

日本国道路元標のある「日本橋」、国民のだれもが知る商業地域である「銀座」、今なお食文化の拠点である「築地」、東京駅のある「八重洲」などの街が特に有名です。

大半がオフィスビル、というイメージがありますが、特に海沿いのエリア（月島や勝どきなど）には大型のマンション建設が進み、ここ数年はかなり高い人口増加率を示しています。

土地は、江戸時代以降の埋め立てによってできたエリア（佃、月島、晴海など）が多く、かなり平坦です。傾斜はほとんどありません。

人口は23区のなかで22位と少ないですが、他市区から通勤してくる人は61万人を超える区です。住む街ではなく人々が多く集まるビジネスの街であり、週末や土日は観光客で賑わいます。

世帯の特徴としては、高齢夫婦世帯が4000世帯ほど、高齢単身世帯が7000ほどと、全国平均からみるとかなり少ない比率になります。

いっぽう、狭い地域のわりに小学校は多く（16校）、近年整備されてきた大型マンションを中心にファミリー層の世帯が増えてきています。

実際に2014年以降は2000戸ほどの新築マンションが販売され続けています。低層のマンションや戸建ては少なくほとんどは高層マンションです。

住む街として人気が高いのは、整備された交通網にあるといえます。

メトロ銀座線、丸の内線などが地下を走っています。ちなみに中央区の駅はすべて、ホームやコンコースなどが地下にあり地上駅舎がないことが特徴的です（JR東京駅の住所は千代田区）。

また平坦で整備された道路は見通しがよく通行しやすいです。土地の価格は高いですが住む場所としても人気を得る要素が揃っています。

さて、中央区は行政的にも3つの地区に分類されています。3つとは日本橋地区、京橋地区、月島地区になります。

それぞれの地区の特徴をおさえながら、ポスティングを行ううえでのポイントをお伝えしていきます。

１．中央区　日本橋地区

日本橋という地名のつく日本橋茅場町、兜町、本石町、小船町、蛎殻町などの各町と八重洲一丁目を含む地区です。

中央区日本橋

世帯数は30,529。人口50,934人です。

日本の道路網の中心が「日本橋」であり、ここに向かう道を「上り」。ここから遠ざかる道を「下り」といいます。

江戸時代からこのあたりは中心的存在であり、商業の街として栄えてきました。

老舗の店舗は数知れず、大銀行の本店もこの地区にあります。近年は飲食店を含んだ複合的な巨大商業ビルが建設されるなど、銀座と並んで人気のある大人の街になってきています

日本橋地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

大規模なオフィスビル、商業施設が多いため、法人向けであってもポスティングの効率はあまりよくないですが、取引がはじまれば重要な顧客になります。

ポストの広告物を手にするのは総務系の方が多いため、QA機器や引っ越し、周辺の貸し会議室、定期的に納入するコーヒーやドリンク、あるいは食べ物のケータリングなどのサービスはニーズがあります。

住宅に関しては戸建てはほとんどありません。人形町や日本橋蛎殻町には昔からある邸宅が並ぶ場所もありますがわずかです。

日本橋蛎殻町、箱崎町、浜町は人口の多い町で、ほぼマンションです。この辺りへの集中的なポスティングは効果的といえます。

高所得で比較的高齢の世代が多いので、幼児や児童向けのサービスには不向きです。この世代が関心を持つ資産運用や投資、トレーニングなどの健康関連、家事の負担を軽減できる掃除サービスや飲食物のデリバリーなどのニーズが高いです。

２．中央区　京橋（銀座・築地などを含む）地区

八重洲、銀座、銀座西、銀座東、新富、築地、八丁堀、新川を含む地区です。

銀座の街並み

世帯数は24,719。人口39,743人です。

銀座、築地といった全国的にも有名な商業地域が名を連ねます。

銀座は日本で最も地価が高い場所で銀座自体が１つのブランドになっています。住宅はほとんどないというイメージがあり、そのとおり戸建ての住宅は数えるほどです。銀座一丁目や二丁目には世帯数の多いマンションもあります。

築地は海産物などの市場の中心でしたが、卸売市場は豊洲へ移転し、再開発の計画が進められています。下町情緒をしっかり残す街で今でも観光客に人気です。

京橋地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

銀座は飲食店からファッションビルまで多種多様な業種の店があるので、全体的にポスティングは難しいです。法人向けなら業種を絞って「飲食店の什器サービス」「飲食店の清掃サービス」「食材の仕入れ」などの広告物なら反応が得られる可能性があります。

八重洲や京橋はかなり居住人口が少ないので一般世帯向けのポスティングには向きませんが、居住者の人口が多いのは新川です。世帯数としては4000世帯くらいあります。

戸建てはわずかでほとんどが高級マンションです。このあたりはコンビニやスーパーなどがさほど多くないため、食生活に関するサービス（宅配スーパーやフードデリバリー）に高反応が期待できます。

３．中央区　月島地区

佃、月島、晴海を含む地区です。

月島と晴海のビル群

世帯数は38,972。人口76,426人です。

明治時代以降、埋め立てによって開発が進められてきた地区であり、街区や道路も整備されていることが特徴です。

幹線道路である清澄通りがあり、東京メトロも大江戸線、有楽町線などが通り利便性の高い地区で人気があります。

いっぽうで、昭和初期の建物が多い地区（月島あたり）もあり下町風情たっぷりの商店街も残ります。大規模な開発が進められている地区とのコントラストが特徴的です。

月島地区　ポスティング＆チラシ配布戦略

日本橋地区、京橋地区の人口はわずかに伸びる程度ですが月島地区は大規模なマンションが並ぶことから人口の増加がとても多い地区です。中央区の3つの地区の中で最も人口が多いのが月島地区です。

佃は戸建てが700戸ほどですが、集合の世帯は7,000程度あります。月島も似たような比率で集合住宅が多く、8,000程度の世帯がマンションに住んでいます。

勝どきは最も大型マンションが多く、世帯数としては10,000を超える世帯が暮らしています。

この地区は若いファミリ世代も多いので、児童・学生向けの学習塾、英語スクール、その他習い事やスポーツクラブなどに関心が強いといえます。

定住意識が強いので、地域の情報誌や地域のイベントのチラシもよく読まれる傾向があります。

土地が広く、買い物に多少時間がかかるので、ビザ、寿司、お弁当や軽食のデリバリーもニーズがあるといえるでしょう。

マンション密集地区なのでポスティングの効率は非常に高いですが、その分激戦区でもあるので広告物の素材や訴求点などは競合と比較したうえでしっかり検討することが重要です。

中央区の世帯数と戸建て・集合住宅の数　※変動がありますので詳細はお問合せください

中央区にある街の名前と読み方

あ行

明石町(あかしちょう)、入船(いりふね)

か行

勝どき(かちどき)、京橋(きょうばし)、銀座(ぎんざ)

さ行

新川(しんかわ)、新富(しんとみ)

た行

月島(つきしま)、築地(つきじ)、佃(つくだ)、豊海町(とよみちょう)

な行

日本橋(にほんばし)、大伝馬町(おおでんまちょう)、蛎殻町(かきがらちょう)、兜町(かぶとちょう)、茅場町(かやばちょう)、小網町(こあみちょう)、小伝馬町(こでんまちょう)、小舟町(こぶなちょう)、富沢町(とみざわちょう)、中洲(なかす)、人形町(にんぎょうちょう)、箱崎町(はこざきちょう)、浜町(はまちょう)、馬喰町(ばくろちょう)、久松町(ひさまつちょう)、堀留町(ほりどめちょう)、本石町(ほんごくちょう)、本町(ほんちょう)、室町(むろまち)、横山町(よこやまちょう)

は行

八丁堀(はっちょうぼり)、浜離宮庭園(はまりきゅうていえん)、晴海(はるみ)、東日本橋(ひがしにほんばし)

ま行

湊(みなと)

や行

八重洲(やえす)