「三茶」という愛称で親しまれている三軒茶屋は、「住みたい街」ランキングなどでも度々上位に名前が上がり、世田谷区の中でもよく知られた商業地です。
東急田園都市線と世田谷線が乗り入れており、田園都市線では急行が停車するため、渋谷まではひと駅、5分もかからずに行くことができます。1日の乗降者数は約142,000人と多く、近年はまだまだ増加傾向にあり、田園都市線の駅の中では渋谷駅、溝の口駅に次いで3番目の利用者数です。
駅を出てすぐ目に入るのが、レンガ調な外壁のキャロットタワー。
タワー内にはオフィスフロアの他、世田谷パブリックシアターやシアタートラム、TSUTAYAなど文化・商業施設も入っており、三軒茶屋周辺のランドマークとして賑わっています。
2017年には26階にある展望ロビーがリニューアルされ、都心の夜景を楽しめるようになりました。
- 三軒茶屋1丁目 3,483世帯 5,208人
- 三軒茶屋2丁目 4,938世帯 8,006人
- 太子堂1丁目 1,805世帯 3,014人
- 太子堂2丁目 2,966世帯 4,232人
- 太子堂3丁目 2,721世帯 4,763人
- 太子堂4丁目 2,050世帯 2,929人
- 太子堂5丁目 2,487世帯 4,107人
- 若林1丁目 2,832世帯 4,540人
- 若林2丁目 2,126世帯 3,838人
- 若林3丁目 2,162世帯 3,502人
- 若林4丁目 2,541世帯 4,382人
- 若林5丁目 1,910世帯 3,446人
(令和2年6月1日現在)
三軒茶屋駅から地上に出ると、玉川通りと世田谷通りに面しているため、車の交通量が多く少し注意が必要です。この辺りには中高層マンションが並んでいます。
駅周辺には24時間営業の西友や肉のハナマサなどのスーパーやドラッグストア、コンビニが豊富にあるため、通勤帰りなど時間を気にせず買い物ができ便利です。
そして三軒茶屋と言えば、飲食店が非常に多いのが特徴です。茶沢通りやすずらん通り、レトロな雰囲気の漂うエコー仲見世、ゆうらく街、なかみち街と、オシャレなカフェから昔ながらな居酒屋まで幅広く楽しむことができます。
昭和女子大学や日本大学三軒茶屋キャンパスがあるため、若者が目立つように感じますが、都心に近い場所ながら下町のような風情が好まれ、老若男女問わず人気のある街です。
北・南側共に駅から少し離れると、戸建てを中心とした閑静な住宅街が広がっています。
学生や単身者向けの低層マンションやアパートも目に入ります。昔から住んでいる方も多く、新旧のバランスがよい、温かみのある住宅街です。道路もキレイに整備はされていますが、道幅の狭い場所が多いため、自転車や徒歩の際には注意が必要でしょう。
駅から2km圏内には世田谷公園、駒沢オリンピック公園があり、子供を育てる環境も整っているため、ファミリー世帯も多いエリアです。
三軒茶屋駅周辺のポスティング戦略
三軒茶屋1～2丁目は、戸建てが1100世帯ほどに対し、集合住宅（アパート、マンション）は7000世帯ほどになります。
平坦な住宅密集地にマンションが立ち並ぶ、というイメージで居住者は比較的単身世帯、若い世代が多いです。
ポスティング効率はとても高いので一度の配布にコストをかけすぎず、定期的なポスティングを実施するなかでPDCAを回し、よりよい反応率を求めていく戦略が望ましいです。
周辺に商業施設やオフィスが多いので、求人関連の広告は反応を得られやすいでしょう。その他、光回線などのインターネット、ケーブルネットワークなど生活を豊かにするサービスもニーズが高いです。
太子堂1～5丁目は戸建てが2500、集合住宅が8700世帯ほどです。都心としては平均的なバランスといえ、特に5丁目は戸建てが多いです。
戸建ては築年数のある高齢者世帯が多いので、リフォーム、外壁塗装、住宅内のバリアフリーなどのサービスに高いニーズがあります。信頼性をアピールできる広告物を作成し、定期的なポスティングを計画するのがよいでしょう。
こういった大きな買い物は、ユーザーのタイミング次第ですが「検討しようかな」とユーザーが考える時期は分かりません。思いついたときにチラシを見る、という感じです。
ですので最低でも年に4回くらいのポスティング実施は基本といえます。
集合住宅にはファミリー世帯も多いので、英会話、プログラミングなどの学習系や、スイミングなどのスポーツ系の習い事のポスティングも高反応が期待できます。
家族を連れて出かけられるイベント事も関心が高いので、1～2か月前にポスティングを実施することをおすすめします。
若林は戸建てが3500、集合住宅が7200ほどです。雰囲気としては太子堂ととても似ていますので、ポスティング戦略も同様でよいといえます。
