渋谷区と港区の境にある広尾。
広尾駅は港区南麻布5丁目にありますが、広尾1丁目から5丁目の区分は渋谷区になります。
高級住宅街としても名高い広尾ですが、駅周辺にはフランス大使館やドイツ大使館、フィンランド大使館等々多くの大使館があり、インターナショナルな街としても有名です。
そのため、渋谷区の居住外国人比率は全体では約4.7%程ですが、広尾は約11.8%と全住民の1割程度が駐在外国人です。
広尾駅には東京メトロ日比谷線が乗り入れており、乗り換えはあるものの渋谷駅まで約10分、東京駅まで約18分、また目黒や新橋、品川方面への直通バスもあり、通勤・通学に便利なエリアです。恵比寿や六本木は徒歩圏内で、休日にはゆっくり散策も楽しめるでしょう。
広尾駅前にある複合商業施設「広尾プラザ」は、広尾のランドマーク的な存在として親しまれ、「明治屋 広尾ストアー」をはじめ、ブティックや雑貨店、レストランなど質の高い店舗が揃っています。
かといえば、駅前から広がっている「広尾商店街」(別名「広尾散歩通り」)には流行りのスイーツショップやレストランから昭和を感じさせる煎餅屋さんやおもちゃ屋さんなど古くからのお店まで幅広く集まっており、暮らしに寄り添った商店街として賑わっています。
5月には「大マグロまつり」、10月には「広尾フェア」などイベントも開催されています。
- 広尾1丁目 1,874世帯 2,847人
- 広尾2丁目 903世帯 1,963人
- 広尾3丁目 1,418世帯 2,957人
- 広尾4丁目 2,330世帯 4,274人
- 広尾5丁目 1,990世帯 3,047人
(令和3年12月現在)
街全体は緑が多く、キレイに整備されています。広尾のオアシス的な存在として人気なのが「有栖川記念公園」。
園内には渓流や池もあり、四季によって様々な木々や草花を楽しめます。
犬の散歩をしたり、家族でピクニックしたり都心とは思えないゆったりとした時間が流れています。
広尾は坂が多いことも特徴です。堀田坂や仙台坂、南部坂など、かつてこのエリアに屋敷を構えていた大名の名が付けられた坂もあり、歴史ファンの間では人気スポットとなっています。
表通りから一歩離れれば、低・中層マンション、戸建てを中心に閑静な住宅街が広がっています。広尾2・3丁目は中でも都内で有数な高級住宅街で、ゆとりをもった造りの邸宅が多く、落ち着いた街並みが形成されています。
また、広尾4丁目にある「広尾ガーデンヒルズ」は敷地内にフィットネスやカフェ、歯科医院やクリニックまであり、とても人気の高いビンテージマンションとなっています。
広尾は女性からの支持が高く、男性より女性の方が約2,000人程多い傾向にあります。
「聖心女子大学」をはじめ由緒ある学校や「日本赤十字社医療センター」など大規模な医療施設も集まっているため、子育て世代やファミリー世帯も多く見られます。
広尾駅周辺のポスティング戦略
広尾は1~5丁目でかなり建物群の構成が異なります。
1丁目、4丁目はほとんど戸建てがなく集合住宅(主にマンション)です。2丁目は戸建てとマンションの比率が50%ずつでかなり戸建てが多いです。
3丁目と5丁目は戸建て2割マンション8割という構成です。
広尾の土地価格は非常に高額であり富裕層が居住しています。年齢層はやや高めで高齢の夫婦とファミリー層が主体です。
防犯や資産運用、土地活用、資産アドバイザーなど高額所得者向けのサービスに親和性があります。また掃除代行、家事代行、買い物代行など時間を有効に使うためのサービスはニーズが高いです。
信頼性が最も重要ですので用紙や丁寧な表現に気を配るのはもちろん、会社の代表者の顔や経歴などをきちんと掲載するなどの工夫がポイントになります。
その他、単価の高い食事やケータリングのサービス、各種宅配サービスは人気があります。一度取引ができて付き合いができると継続率も高いですが、最初の一歩が肝心です。タイミングを重視した定期的で迷惑にならないような丁寧なポスティングが重要です。
ファミリー世帯には児童向けの学習塾、英語、プログラミング教室やピアノなど音楽系、水泳やサッカーなどのスクールに人気があります。